重たいゲームもサクサクと快適にプレイできる「ゲーミングスマホ」。パワフルで多機能なモデルが多い一方、価格を抑えたモデルもラインナップされています。
そこで本記事では、コスパ最強のゲーミングスマホをご紹介。数は多くないものの、高性能で価格の抑えられた高コスパモデルを紹介するので、ゲーミングスマホの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
結論:コスパ最強のゲーミングスマホはXiaomi POCO F6 Pro
POCO F6 Proは、定価で7万円を切るおすすめのコスパ最強ゲーミングスマホです。プロセッサーに1世代前のSnapdragon 8 Gen 2を採用することで、十分なパフォーマンスと圧倒的な低価格を両立しています。
メモリは12GB、ストレージは256GB。2K解像度の有機ELディスプレイは120Hzのリフレッシュレートにも対応しており、高精細かつ滑らかな映像を楽しめます。
手が濡れている状態でも正確に操作しやすい「ウェットタッチディスプレイ」でもあるので、汗や雨で濡れていてもスムーズに操作可能です。
バッテリー容量が5000mAhと大きいのも魅力のひとつ。最大120Wの急速充電にも対応しているので、万が一バッテリーが切れてもすぐにゲームを再開できます。
ゲーミングスマホとは?普通のスマホとの違いを解説
ゲーミングスマホとは、ゲームを快適にプレイできるような機能や性能を有しているスマホのこと。ゲームに特化しているものの、ゲーム専用ではないので通常のスマホとしても使用できます。
普通のスマホとの違いは、重たいゲームを長時間プレイしやすいようにパフォーマンスや冷却性能を重視して設計されていること。
また、ゲームアプリごとにパフォーマンスや通知を制御できる機能や、通常のスマホには搭載されていないカスタマイズ可能なボタンが搭載されているモデルもあります。
ただし、高性能・高機能な分通常のスマホよりは価格が高め。本記事では、できるだけコスパのよいゲーミングスマホを紹介しています。
パフォーマンスをチェック
ゲーミングスマホには、FPSやTPS、レーシング、オープンワールドなど負荷の高いゲームをサクサクと処理できるほどのハイパフォーマンスが必須です。
ここからは、ゲーミングスマホのパフォーマンスの高さを知るのにチェックするべきポイントをいくつか紹介します。
プロセッサー(SoC)
プロセッサーは、ゲーミングスマホのパフォーマンスを左右する重要なパーツです。厳密な定義からはやや外れるものの、CPUやSoCといった呼び方もされています。
Androidのゲーミングスマホを選ぶ場合は、最も性能の高いSnapdragon 8シリーズを搭載したモデルがおすすめ。
2024年7月時点ではSnapdragon 8 Gen 3が最新ですが、コスパを重視するのであれば1世代前のGen 2を搭載するゲーミングスマホでも十分快適にゲームを楽しめます。
一部のメディアでは、「おすすめのゲーミングスマホ」としてSnapdragon 7シリーズやSnapdragon 600番台を搭載するスマホを掲載している場合があります。
これらミドルクラスのSoCは決して悪いモデルではないものの、「ゲーミングスマホ」からイメージされるパフォーマンスを発揮するのは難しいのが現実です。
おそらく記事のボリュームを出すための「数合わせ」として選定されているので、ゲーミングスマホが欲しい方は本記事で紹介しているSnapdragon 8シリーズ搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
メモリとストレージの目安は?
メモリとは、パソコンのメモリと同じくアプリを起動したり切り替えたりするときに一時的にデータが記憶される領域のこと。
一般的に、メモリはデスクの広さ、ストレージは引き出しの容量に例えられます。
メモリが大きいと動作に余裕が生まれやすくゲームも快適に動作するので、ゲーミングスマホの場合は12GB以上のメモリがあると安心です。
ストレージは、256GBもあればさまざまなゲームアプリをインストールするのに不足はありません。
最低でも12GB / 256GB以上の組み合わせのゲーミングスマホをチェックしてみてください。
バッテリー持ちも重要
バッテリー持ちも、ゲーミングスマホを選ぶときにチェックしておきたい重要なポイントです。
スマホは外出先でもゲームができるものの、バッテリー持ちが悪いと頻繁に充電しなければならず面倒。また、ケーブルを繋いで充電した状態だと操作しにくくゲームには向きません。
なので、できるだけバッテリー持ちのよいモデルがおすすめ。5000mAh程度のバッテリーを搭載していると、安心して使用できます。
また、万が一バッテリーが切れそうなときに備えて、急速充電に対応しているかどうかもよく確認しておきましょう。
画面サイズや解像度、リフレッシュレートなども重要
ディスプレイの美しさやスペックなども、コスパ最強のゲーミングスマホを選ぶうえでは非常に重要な要素。特にチェックしておきたいのは、
- 画面サイズ
- 解像度
- リフレッシュレート
の3点です。
画面サイズが大きいと表示できるエリアが広く、ゲームによっては有利にプレイできます。
また、解像度が高いと細部まで丁寧に見やすく描写できるので、美しい映像でゲームをプレイ可能。できれば、フルHD(1920×1080ドット)以上のモデルがおすすめです。
リフレッシュレートとは、1秒間の映像に表示できるコマ数のこと。高リフレッシュレートだと滑らかで残像感の少ない映像を描写できるので、レースゲームやFPS・TPSなどをプレイしたい方は、120Hz以上のリフレッシュレートに対応するゲーミングスマホをチェックしてみてください。
冷却性能もポイント
いくらパフォーマンスが優れていても、発熱により高い性能を維持できなければ意味がありません。そのため、コスパ最強のゲーミングスマホ選びにおていは冷却性能も重要なポイントとなります。
一部のゲーミングスマホは、専用の外付けクーラーによる冷却にも対応しているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
おサイフケータイや防水に対応するゲーミングスマホはある?
ゲーミングスマホと聞くと、「パワー重視」なイメージがあり多くのスマホに搭載されているおサイフケータイや防水といった機能が省かれていると思うかもしれません。
しかし、最近ではおサイフケータイと防水にも対応した普段使いしやすいゲーミングスマホも登場しています。
「ゲームのためだけにスマホを2台持ちするのは抵抗がある……」という方でも、メインスマホとしてもゲーム用スマホとしても使えるコスパ最強のゲーミングスマホを選べば1台で全ての用途に活用可能です。
コスパ最強のゲーミングスマホのおすすめ
エイスース(ASUS) ROG Phone 8 ROG8-GY16R256
ゲーム用の機能が充実している、おすすめのコスパ最強ゲーミングスマホ。プロセッサーにSnapdragon 8 Gen 3を採用しているほか、16GBのメモリと256GBのストレージを有しており、原神や各種FPS系などの重たいゲームも軽快に動作します。
ディスプレイは6.78インチで、最大165Hzのリフレッシュレートに対応。ヌルヌルとした滑らかな映像でゲームをプレイできます。
側面には「AirTrigger」と呼ばれるタッチセンサーも搭載されており、横向きに持ったときコントローラーのL・Rボタンのような操作が可能。ゲームパッドさながらの操作性を実現しています。
ゲーミングスマホながらおサイフケータイやIP65/IP68の防水防塵に対応している点も特徴。外付けの冷却クーラーである「AeroActive Cooler」にも対応しています。
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レッドマジック(REDMAGIC) REDMAGIC 9S Pro NX769S
ZTE傘下のNubiaから販売されている、コスパ最強のおすすめゲーミングスマホ。SoCには最大動作クロックが3.3GHz ⇒ 3.4GHzに向上されたSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。
12GBのメモリと256GBのストレージも搭載しているので、ゲームをするには十分なパフォーマンスを有しています。
側面には「ショルダートリガー」と呼ばれる2つのタッチパッドが搭載されており、画面内の好きな位置を押すボタンとして設定可能。応答速度も520Hzと高く、一般的なコントローラーのようなスタイルでゲームをプレイできます。
ディスプレイは約6.8インチ。120Hzのリフレッシュレートに対応しているほか、アンダーディスプレイカメラが搭載されており、パンチホールやノッチなどがないのでゲーム中の画面をカメラに邪魔される心配がありません。
スマホながら超薄型の冷却ファンが搭載されている点も特徴。ファンの強さを2段階から選択できるので、プレイするゲームにあわせて冷却性能を調節できます。
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サムスン(Samsung) Galaxy S24 Ultra
普段使いしやすいコスパ最強のゲーミングスマホを探している方におすすめのモデル。12GBのメモリと最低256GBのストレージを搭載しているほか、チップセットにはGalaxyに最適化されたSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyが採用されています。
6.8インチかつ120Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレイは、輝度も最大2600nitsと明るい設計。表面の反射も抑えられているので、明るい屋外でも快適にゲームをプレイできます。
背面のカメラは広角・超広角・望遠×2の4眼仕様。メインカメラは2億画素に対応しているので、写真や動画のクオリティにこだわりたい方にもおすすめです。
また、独自の「Galaxy AI」に対応している点も特徴。文字起こしや翻訳、写真の編集や検索などでAIを利用できます。