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SOUNDPEATS Breezy レビュー。可動ギミックが楽しい、安さ重視の方におすすめ

4.5
ワイヤレスイヤホン

SOUNDPEATSから2024年10月14日に発売されたワイヤレスイヤホン、Breezyのレビューをお届けします。

GoFree2はオープンイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホンで、当サイトでもレビューしたGoFree2の兄弟のようなモデルです。

本記事では実際にSOUNDPEATS Breezyを利用し使用感を詳細に検証し評価・レビューするほか、口コミも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

SOUNDPEATS Breezy
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SOUNDPEATS Breezy レビュー

メリット
  • 安い
  • イヤーフックが90°可動する
  • 迫力のあるドンシャリ寄りな音質
  • マルチポイント対応
デメリット
  • ケースのサイズが大きい
  • アプリにはログインが必要
  • 音質に迫力があるが繊細さにかける

SOUNDPEATS Breezyをしばらく使ってみて感じたメリットとデメリットは上の通り。定価で7,000円を下回る圧倒的な低価格が最大の魅力です。

ここからは、音質や装着感、電池持ちなどの性能面を詳しくレビューしていきます。

デザイン:価格相応でも努力を感じる

デザイン:価格相応でも努力を感じる

まずはBreezyの外観とデザインをチェックしていきましょう。上の画像がBreezyのケースです。

素材はプラスチックで表面にも特別な処理は施されておらず、質感は価格相応と言ったところ。GoFree2がストーン調に加工されていたことを考えると、Breezyはさらに低価格なモデルとして最低限の質感に仕上げられているようです。

ただし、SOUNDPEATSのロゴが大胆に配置されているのはユニークでカッコイイポイント。ロゴ部分だけではあるものの特徴的なマーブル風の模様も反映されています。

ケースを開けると、イヤホンがフック部分が微妙に重なるように配置されています。

蓋がしっかりと開くうえにイヤホンが引っかかるようなこともなく、スムーズに出し入れ可能です。

イヤホン本体をよくチェックしてみると、ケースのロゴ部分と同じように光沢のあるマーブル風のデザインが施されていることがわかります。

ケースとは逆にロゴの部分のみツルツルとした質感になっており、スタイリッシュなだけではなくタッチ操作の際に指で触れるべきポイントがわかりやすいのも魅力だと思います。

装着感:可動式イヤーフックが楽しく有用

SOUNDPEATS Breezy最大の特徴と言ってもよいポイントが、イヤーフックが動くギミックです。

スピーカー部分を持って動かすと、およそ90°ほど動きます。このギミックにより、装着したときにスピーカーが耳の穴の前にピッタリと配置されるのでオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンながらダイレクトにサウンドを感じられます。

▼わかりやすい動画

また、イヤーフック自体も柔らかく設計されているのでフィット感もよく、長時間装着しても痛みを感じたり疲れたりしにくいのもメリットです。

安定感も優れており、軽く走るくらいではズレたり落ちたりする心配は全くありませんでした。IPX4の防水にも対応しているので、ランニングやジムでのトレーニング中のイヤホンとしても安心して使用可能です。

SOUNDPEATS Breezy
SoundPEATS(サウンドピーツ)

音質:ややドンシャリ気味だが楽しく聴ける

音質:ややドンシャリ気味だが楽しく聴ける

続いては音質について。SOUNDPEATS Breezyの音質はどちらかというとドンシャリ系で、かなりダイナミックな味付けになっています。

耳を塞がないオープンイヤー型なので低音はどうしても抜けてしまいますが、ある程度抜けてしまうことを前提に強調してあるような印象です。

なお、対応コーデックはSBCとAACの2種類でLDAC(ハイレゾ)には対応していないため、解像感には欠けてしまうのも事実。しかし、元々周囲の音を聞き取りながら音楽を同時に楽しむようなタイプのイヤホンなので、これくらい大味な音質の方が合っているのかもしれません。

ちなみに、スマホアプリからはイコライザーのカスタマイズも可能です。手動で好みのイコライザーに調節できるほか、合計9つのプリセットから選んだり聴覚テストから最適なEQを提案する「適応型EQ」を使用したりもできます。

また、イコライザーのカスタマイズとは別に「ダイナミックEQ」という設定項目も用意されており、デフォルトで有効化されています。オフにするとやや物足りない音質になってしまったので、個人的にはデフォルトのままでいいと感じました。

SOUNDPEATS Breezy
SoundPEATS(サウンドピーツ)

アプリ:ちょっと不安定

アプリ:ちょっと不安定

Breezyは「PeatsAudio」という専用アプリに対応しています。

アプリでできることは一般的な完全ワイヤレスイヤホン用のアプリとあまり変わりはなく、前述したイコライザーのカスタマイズのほか、タッチ操作のカスタマイズ、ゲームモードのオン・オフ、ムービーモードのオン・オフなどです。

特にゲームモードはなかなか性能がよく、有効化するとハッキリと違いがわかるレベルで遅延が改善されました。

常に周囲の音が聴こえているBreezyの場合、細かい音質はあまり気にならないと思うので遅延が改善されるゲームモードはかなり有用だと思います。

一方で、やや気になるのがアプリが不安定なところ。

数回に一回はアプリを起動しても画面が暗いままで反応せず起動しなおす必要があります。従来の「SoundPeats」アプリから変わったばかりなのでまだ煮詰まっていないのかもしれませんが、ユーザーとしてはある程度ちゃんと動作してからリリースしてほしいというのが本音です。

あと、これは以前のアプリからそうですがアプリを利用するのにアカウントが必要なのも気になりました。イヤホンの設定をするためだけに管理するパスワードが増えるのは面倒なので、改善を期待したいポイントです。

SOUNDPEATS Breezy
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SOUNDPEATS Breezyの口コミ・評判

SOUNDPEATS Breezyの良い口コミ・悪い口コミを探してきたので紹介します。

購入時の参考にしてみてください。

よい口コミ・評判

低音の厚みが素晴らしいとの評判。たしかし、オープンイヤータイプのイヤホンとしてはかなり豊かで迫力のある低音だと思います。

角度調節に対する評判。フィット感を変えられるだけではなく耳からの距離も変えられるので音場のバランスを調節するのにもよいとのことです。

悪い口コミ・評判

音質についての評判。エージングをしないとややイマイチだったとのこと。個人的にはエージングはあまり重視していませんが、数時間程度でもわかる人にはわかるようなのでぜひ参考に。

SOUNDPEATS Breezy
SoundPEATS(サウンドピーツ)

安いオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホンを探している方におすすめ:まとめ

以上、SOUNDPEATS Breezyのレビューをお届けしました。

定価で7,000円を切る貴重なオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンであり、さらにオープンイヤー型ながら低音も強めとかなり個性的な1台に感じます。

コスパを重視する方やオープンタイプでも低音をガンガン響かせたい方は、ぜひチェックしてみてください。

SOUNDPEATS Breezy
SoundPEATS(サウンドピーツ)
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